小中一貫教育に関する、我孫子中区「オリジナルカリキュラム」の授業を実施しました。

　我孫子中区（我孫子中、二小、三小、高野山小）の４校は、「命でつなぐ我孫子カリキュラム」として、オリジナルカリキュラムを作成し、実施をしています。今回は、１年生と４年生の教室で実施をし、先生たちも参観し合いました。

　１年生は生活科の「まいにちとおる　みちにはね」の学習で、４年生は社会科の「災害から身を守る」の学習で、「安全・防災」をテーマに学びました。このような学習を、我孫子中区の４校では、同じように実施しています。例えば、三小以外の小学校では、今回の１年生の生活科の学習は、道徳や学活の学習として行っています。また、今回の４年生の学習は、他の小学校でも社会科の学習で行っています。このように、実施する教科は異なっても、テーマが同じであれば、小中学校の繋がりを意識して、目指す１５歳の生徒像「よりよい未来を創る人」の育成に向かっていくことができます。

　１年生は、これまでに通学路にあるものを発見し、それをタブレットで撮影し、一人一人の通学路マップを作成しました。今日の学習では、その学習を振り返り、どうしてそのようなものが通学路にはあるのだろうか？ということを考えました。そして、子供たちは、「安全・安心・便利」というキーワードで、自分たちの通学路にあるものについて考え、どのように使っていけばよいかを学びました。

　４年生は、千葉県にはどのような自然災害があるのだろうか？ということについて考えました。先生が用意した資料を、班ごとにタブレットを使って調べ、友達と話し合いながらまとめました。その中で、子供たちは、「千葉県は水害が多い」ことや「土砂災害等は少ない」こと等に気づきました。さらには、その理由も千葉県の地形の特徴等と照らし合わせながら考えることができました。そして、我孫子市も水害の危険性があることを知り、自分たちの身を守るための方法について思いを馳せることができました。

　どちらの学年の子供たちも、意欲的に学ぶ姿がありました！まさに、「安全・防災」のテーマでつながる、「命でつなぐ我孫子カリキュラム」ですね！是非、ご家庭で子供たちに今日の学習の感想を聞いてあげてください！