自分たちの命を自分たちで守るために!(不審者対応避難訓練)
- 公開日
- 2025/11/18
- 更新日
- 2025/11/18
学校生活のようす
不審者対応避難訓練を実施しました。
不審者役の職員が、授業中に教室に侵入するところから訓練は開始しました。該当の学年の児童は、すぐに不審者から離れる方向に避難をし、周囲の教室から職員が応援に駆け付けます。同じ校舎にいる別の学年は、不審者が確保され安全が確認できるまで、教室内に机や椅子でバリケードをつくり立てこもります。事態を把握した職員が職員室に校内電話を入れ、職員室から全校に放送が入ります。放送の合図で、他の校舎にいる他の学年の児童が避難を開始します。児童が校庭に集合し、人数確認がとれ、安全が確保された段階で訓練終了の合図がでます。
これが、今回の訓練の流れです。実際に、そのような事案があった時には、もしかしたら同じような動きでは対応できないかもしれません。でも、今回のような訓練を、有事に備えて日頃から計画的に行うことがとても大切です。パターンが異なったとしても、「不審者が学校に侵入したら自分たちができることは、一刻も早く避難すること」「避難の行動は不審者から遠ざかり安全な場所へ」「不審者が近くにいる時には机や椅子が身を守る道具になる」ということは変わりませんし役立ちます。いざという時には、足がすくむかもしれません。胸がどきどきするかもしれません。不安に押しつぶされそうになるかもしれません。でも、このような訓練をしておけば、そのような時に適切な対応をするための手がかりとなります。
校長先生からは、「いざという時に自分たちに身を守れるようにするための大切な訓練です。そのような訓練に真剣に一生懸命臨むことが大切です。また、そのようなことが起こらないように未然に防止する対策も大切です。例えば、昇降口のドアは、使っていない時には閉めておく、という習慣も大きな防止策です。訓練と防止対策をしっかりとして、自分たちの命を守っていきましょう。そして、学校教育目標にあるように、自ら学び 支え合い たくましく自分たちの命を守れる人になりましょう。」という話がありました。
安全担当の先生からは、「今日の訓練の皆さんの態度は素晴らしいです。日頃から、このような訓練等の時に三小の子供たちは真剣に取り組めることが、とても立派です。」という話がありました。
このような訓練は、命の学習です。これからも、計画的に命の学習を実施していきます!