校長室より:3月17日令和7年度卒業証書授与式に寄せて。
- 公開日
- 2026/03/17
- 更新日
- 2026/03/17
校長より
―卒業証書授与式を終えて ―涙のあとに見えた、希望の光―
湖北小学校 校長 加藤理巳
春の訪れを感じる佳き日、令和7年度卒業証書授与式を無事に挙行いたしました。四十三名の卒業生の皆さん、そして保護者の皆様、ご卒業本当におめでとうございます。
卒業式、呼びかけや歌声などが教えてくれた6年生の「成長」
卒業式に向けた練習では、6年生は日を重ねるごとに、「いい卒業式にしよう」という気持ちが表情や練習に対する姿勢にも表れ、証書のもらい方、呼びかけのセリフ、歌声は研ぎ澄まされ、力強さを増してきたと思います。本番、静まり返ったコホミンに響き渡った合唱、呼びかけのセリフ。一人ひとりの思いが重なり合い、一つの大きな「祈り」のようになった歌声は、私の心に深く、強く刻まれました。これほどまでに素晴らしい声が出せるようになったのかと、その成長に目頭が熱くなりました。
隠しきれない「寂しさ」を抱えて
実を言えば、私は昔から涙もろく、教員として恥ずかしい思いをしたことが何度もあります。昔、6年生の担任をしていた頃には、卒業式を前にした「六年生を送る会」の時点ですでに感極まって泣いてしまい、子どもたちを驚かせてしまったこともありました。また、昨年教頭として勤めていた学校では、卒業式の「閉式の言葉」で担任の先生でもないのに胸がいっぱいになり、言葉が出るまで数秒沈黙が続いてしまいました。さすがに去年は教頭として言葉が詰まったことは恥ずかしくて自分でも反省しました。今年度、1年間多くの時間を子どもたちと過ごした6年生の担任の先生たちは、卒業式練習では厳しい顔で指導していましたが、実は卒業式当日が近くなるにつれて寂しくなる気持ちはなおさらだったと思います。担任の先生は当日が近づくにつれて、校内のあちこちから六年生の姿が消えてしまう寂しさが、どうしても込み上げてきてしまうのです。本当にありがとうございました。私も校長として毅然としていたいと思いながらも、やはり子どもたちとの別れは、何度経験しても慣れることはありません。
勇気を持って、次の一歩を
しかし、今日の卒業式で見せた6年生の立派な返事、そして凛とした立ち振る舞いを見て、寂しさは大きな「安心」へと変わりました。これだけ真剣に物事に取り組み、仲間と心を一つにできる6年生のみなさんなら、中学校、そしてその先の新しい世界でも、自分らしい花を咲かせることができると確信しています。
6年生の保護者の皆様、今日まで本校の教育活動を支えてくださり、本当にありがとうございました。お子様が、それぞれの夢に向かって力強く歩み続けることを、私たちはこれからもずっと応援し続けています。
幸多き未来を、心から願っております。