5年生の校外学習
- 公開日
- 2025/07/14
- 更新日
- 2025/09/26
学校生活のようす
7月4日(金)、5年生の校外学習が行われました。いつもより少しだけ早く学校に登校し、予定通りに学校を出発しました。天候もよく交通渋滞にはまることなく順調に進むバスの中で、レク係を中心にレクで盛り上がりました。
今回の目的地は、栃木県茂木町にある「モビリティリゾートもてぎ」で、「本田コレクションホール」の見学と「ハローウッズ」の散策を予定していました。
「本田コレクションホール」に着くと、最初に電動カート乗車体験をしました。ここでは、タイヤの硬さが違う2種類のカートに全員が乗車しました。1回目の体験では、コースの最初のカーブで操作を苦戦する子もいましたが、2回目はとても運転が上手になり、子どもたちの順応性の高さに感心させられました。体験後は、タイヤの硬さの違いが実際の車にどう生かされているかの説明をしていただき、乗用車とスポーツ車の違いに多いに納得したようでした。次に、ホンダコレクションホールでグループごとに見学しました。ここでは、クイズラリー形式で、クイズを解きながら館内の展示物を楽しく鑑賞することができました。
見学が終わり、レーシング場スタンドに移動し、楽しみにしていたお弁当を食べました。食べ終わった頃に、爆音を轟かせたバイクのテスト走行が始まり、その本番さながらの迫力にしばし釘付けになっていました。
食事後は、「ハローウッズ」へ散策に出かけました。「ハローウッズ」は、サーキットを取り囲む山々を人が「手入
れ」することによって、荒廃から元気を取り戻させ、多様な生命の息吹と恵みをもたらす里山にしたところです。この日は日差しが強い日でしたが、森の中は涼しく、ガイドの方からいろいろな話を聞きながら散策をすることができました。「ハートにかじられた葉っぱは、ムササビの食べた跡」、「頭部の角だけのカブト虫は、カラスが堅い所だけ食べ残す習性があること」、「巣箱の鳥の卵をねらって蛇が木に登ることがあること」など、興味深い話に子どもたちの目は輝いていました。また、佐々木先生が木の上にいるクワガタを発見したり、子どもたちが草の上を跳ぶバッタを捕まえたり、ガイドさんが飛んでいたタマムシを捕まえ見せてくれるなどたのしい出来事が多く、時間を忘れる里山散策となりました。
今回の校外学習では、学校で体験できないことがたくさんでき、子どもたちが役割を分担するなど、協力し団結することができました。そして、5年生の絆も一層深まった校外学習にすることができました。保護者の皆様には、朝早くからのお弁当作りや学校解散後の見守りなど、ご協力大変感謝しております。ありがとうございました。