第45回卒業証書授与式「式辞」
- 公開日
- 2026/03/20
- 更新日
- 2026/03/20
校長先生のあいさつ
式 辞
『歩いていく道は きっと違うけれど
同じ空見上げているから この地球のどこかで・・・・。』
体育館入口横の李の花も咲き始め、春の訪れを感じるこの良き日。我孫子市副市長様、我孫子市教育委員会指導課長様をはじめ、多くのご来賓の皆様をお迎えして、卒業証書授与式を挙行できますことをたいへん嬉しく思い、心より御礼申し上げます。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。みなさんは、最高学年として限りある時間の中で、『全員が参加者』を合い言葉に、学習や行事、部活動、委員会活動などで、「傍観者」にならず「主体者」として、並木小を支えてくれました。
こうした皆さんの姿に、次の言葉が思い出されます。
『勇往邁進』(ゆうおうまいしん)
これは、皆さんの学年目標です。「目標や目的に向かって恐れることなく、ためらわず、まっすぐ進む」こと。
思い起こせば、新型コロナで3年生までは様々な行動制限がありましたが、皆さんは、できる時に、できることに、全力で取り組んできました。4年生以降も手探り状態の中、新たな道をまっすぐ切り開いてきました。
そうです。「勇往邁進」という学年目標は、6年間困難に立ち向かい突き進んできた皆さんに、ピッタリの言葉でした。
そんな皆さんとのいくつもの思い出の中で、私の心に残ることが3つあります。
1つ目は、皆さんが5年生の時(1年以上前)のこと…。
「校長先生、全校でレクをやりたいです!」
就任したての児童会メンバーが校長室に来て言った言葉です。その時は「担当の先生と相談しておいで」というやり取りだけでしたが、1年余りの時を経て、先日、新旧の児童会メンバーで全校レクを計画し、実現させました。
一度やると決めたら、時間が掛かっても諦めず、自分たちの手で実現させる。その姿がとても嬉しかったです。
児童会メンバーは、物事をやり遂げるために大切な「心」を在校生に残してくれました。
2つ目は、卒業制作として描かれた「壁画」です。
体育館通路に、「わんぱく丸に乗った『わんぱくん』」と、「夏の砂浜・海辺」の壁画が皆さんの手で加わり、体育館通路が更に華やかになりました。
昨年度の卒業生から引き継いでくれたこの取り組み。今後も、卒業生が思い出を刻んでくれるのが楽しみです。
3つ目は、皆さんの仲間の1人がつくった詩です。
『春の出会い
新しい道へ進んでいく
新しいことに出会っていく
きれいな空 あたたかい太陽 初めての出会い
新しい出会いで緊張する
だけど 楽しいこともいっぱいある。』
まるで、皆さんのこれからの素敵な出会いを知っているかのような詩でした。
この先、様々な出会いがあり、緊張することもあるでしょうが、その先のたくさんの楽しみを胸に、一歩踏み出していってください。
保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。教職員一同、子ども達の健やかな成長を願い、教育活動を進めて参りました。
行き届かぬ点もあったと思いますが、お力添えいただき心より感謝いたします。
「小さい時は手を離さず、大きくなったら目を離さず、大人になったら心を離さず。」
と言います。今後、ますます心も体も大きく成長していくお子様の「一番身近にいる応援団」であり続けてください。
終わりに、皆さんの卒業アルバム・文集に書かれた「私を支え、励ましてくれた言葉」をいくつか紹介します。
・相手は 自分の鏡
・自分のペースで 走ればいい
・落ち着いて ゆっくりで 大丈夫
・最初から諦めるのは もったいない
・たくさん挑戦しろ 失敗は恥ずかしい事じゃないよ
・挑戦は 次へのバネになる
・勇気は一瞬 後悔は一生
・やらない後悔より やった後悔
・人生に リセットボタンなし
・つらい時こそ 笑顔で
こうした、これまで自分を支えてくれた言葉を胸に、並木小の卒業生であることを誇りとして、自信を持って前に進んでいってください。
皆さんのこれからの活躍を心から願い、最後にアメリカの詩人ホイットマンの言葉を贈り、式辞といたします。
『さあ 出発しよう 悪戦苦闘を突き抜けて
決められた決勝点は 取り消すことができないのだ』
令和8年 3月17日
我孫子市立 並木小学校長 海野 義彦