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今日の心の天気は何だろう?(1年生)

公開日
2025/11/21
更新日
2025/11/21

学校生活のようす

 今日は、1年生の教室に用事があって、5時間目終了から帰りの会開始くらいの時間帯に、教室を訪れました。

 すると、子供たちがランドセルを用意し始めた時に、ふと「心の天気、やらなきゃね!」と言って、1人1台タブレットを取りに動き出しました。子供たちは、それぞれのタイミングでタブレットを開き、上手にスワイプしたり、タッチしたりしながら「心の天気」の画面に移動していきました。

 「心の天気」の画面には、「晴れ」「曇り」「雨」「雷」の4つのマークがあり、子供たちは、今の気分を天気に例えて1つ選びます。選び終わると、子供たちは、パタンとタブレットを閉じて棚に片付けに行きました。

 1年生の子供たちは、先生に質問をするでもなくタブレットを使いこなし、「サラララ~~ッ」というように天気を選んでいて、子供たちの作業の何ともスムーズなことに、驚かされました。1年生の皆さんが、入学から1,2学期の学習を通して、大きく成長し、いろいろなことが自分たちでできるようになったのだなと、頼もしくうれしく思いました。

 「心の天気」は、我孫子市教育委員会が市内の全小中学校で実施するべく導入したもので、子供たちの心の状態を自分自身や先生が把握し、楽しいことがあったら楽しさを共有したり、困ったことがあったらすぐに先生に相談をして早期解決を図ったりすることが期待されます。三小では、朝の会と帰りの会の時間帯に「心の天気」の時間を位置付けて、時間割を組んでいます。

 このように、子供たちが生き生きと安全、安心な学校生活を送れるようにするために、学校では、いろいろな手段を講じています。「心の天気」が、子供たちの安全、安心の一助になれば素敵だな!と思います。